2021/02/22 21:34

自然豊かな西東京に引っ越して来て以来、川沿いを散歩するのが日課となりました。

家の近くを流れる多摩川は、ワイルドとも言えるほどに自由に育った木々に囲まれ、
都心では見られなかった、数多くの鳥や草花が見られます。
(近くに住む友達の家の住所が、”草花” でした。なんと愛らしい住所!)

数日前に、「ジョギング中に、家の近くに胡桃の木を見つけた。」、との報告を受け、
2月とは思えないほど暖かかった先週末、友達の家の近所の胡桃の木のもとへ、朝から
大きなバッグを持って胡桃を拾いに行きました。


よく地面を見てみると、いたるところに枯れ葉や枝に紛れて鬼胡桃が落ちていました。


木の幹の隙間にすら。


まだ木の枝に残っている実もありました。

インドのカシュミールで一度胡桃の木を見たくらいで、日本で胡桃の木はもちろん、
殻の上に皮を被ったままの胡桃の身を見るのは初めてだった私は、大興奮!

実が地面に落ちてからは何か月も経っているため、かなり泥まみれや劣化してしまった
ものも多かったのですが、とにかく二人して、手当たり次第に状態の良さそうな胡桃を
拾いました。


友達の持っていた素敵なナッツ割り器で鬼胡桃を割るのは、とても大変でしたが、
とりあえずいくつか割って食べてみました。

小粒ながらも、濃厚でおいしい!

ですが、殻を割るのが大変なので、とりあえず水につけておきました。


川沿いを観察しながら歩いていると、なんと数えきれないほどの胡桃の木!

この地方にこんなに胡桃が自生しているとは知りませんでしたが、胡桃の木を
観察し続けているうちに、識別できるようになりました。
これから暖かくなって葉を茂らせたら、また違う様に見えるのでしょうね。

そんな胡桃拾いの帰り道、ふと目に入った綺麗な枝を拾いました。


木肌といい、小枝が折られた状態といい、誰かの手によって折られ、ある程度
処理がされてから放置された感じもするのですが、とりあえず出会いは一期一会、
持って帰って彫刻刀で削り、やすりをかけたら、またいい感じに。

なんだか私の持っている、山椒のすりこぎと似ているようにも見えるのですが・・・。


いまだに何の枝かはわかりません・・・。

散歩中に、放置されている大量の木片も見つけました。
太めのものを1つ、庭に置く鳥の餌付け用にいただいてきました。


警戒されているのか、まだ何の気配もありませんが、気長に待ちます。

自然は宝の宝庫ですね☆