2021/04/05 18:17

(アンティークの真ちゅう製、おろし金。主にココナッツ用。私物です。)

去年の緊急帰国で、インドで借りていた部屋をそのまま放置したまま1年が経ち、
なんとか現地の友人の協力を得て部屋を空け、大部分の荷物は破棄、または
現地の友人に譲るなどして、最小限に大切なものをスーツケースにまとめてもらい、
(スーツケースに入らなかったその他の大事なものたちは、友人宅で待機)丁度
先月末に一時帰国することになった日本人の友人が、そのスーツケースを持って
帰って来てくれたのです!
(その過程の長ーい話はいつか書こうと思います。)
その中には、私がインドとトルコで集めてきた大切な工芸品がたくさん詰まっていました。

いくつかは私物ですが、いくつかは商品に、と思って温めてきたものがやっと日の目を
見る時が来て、感無量です!

その中から今回ご紹介するのが、アンティーク製品を何品か。

長い歴史と多方面において高い技術と美意識を持つインドなので、日本の「骨董品」同様、
インドでも「アンティーク」のものは価値あるものとして扱われています。

私は正直って、あまりアンティーク好きではないのですが、目で見て、手に取って、
「これ好きだな」、と思ったら、新古関わらず普段の生活に取り入れています。


古布も、あまり大きくて重く、埃っぽいようなものは好きではないので、街角で小さな
古布や端切れを売って生計を立てているという、ジプシーの女性から、小さな古布を
いくつか購入しました。


あまり英語が通じず、それぞれがどこの州のどこの民族の刺繍か等の詳しい情報を
確認することができなかったのですが、アンティークのものから、その女性が最近
作ったものから規制品まで、幅広い製品を売っていました。
(アンティークでそのままで素敵なものに、彼女の独断で色々と装飾を加えられて
しまった残念なものもいくつか見せられました・・・。)

その宝の山を掘り起こし、気に入った古布を数点選んで購入しました。


私はあまり貝殻や鏡などの装飾がごちゃごちゃついたものが好きではないので、
erisha用に選んだのは、シンプルな刺繍ながらも、細かい仕事と愛嬌のある歪さ、
派手になりすぎない色合いのものです。

全て自分のものにしたいぐらい愛おしいのですが、気にってくれた方に手にして
いただけたら嬉しいです☆