2021/06/04 10:10

「ヘナ」と聞くと、日本では、”白髪染め”としてのイメージを持つ方が多いと思うのですが、
実は「ヘナ」には、多くの効能があるのです。
(インドでは、体に施されるヘナは、ヒンディー語でヘナを意味する「メヘンディ」と
実は「ヘナ」には、多くの効能があるのです。
(インドでは、体に施されるヘナは、ヒンディー語でヘナを意味する「メヘンディ」と
呼ばれることが多いです。)

1.頭痛や熱を解消
2.関節炎の痛みを和らげる
:ヘナを手に塗ると、神経に与える冷却効果により、身体をリラックスさせ、
関節炎の症状を軽減。
関節炎の症状を軽減。
3.伝統的な治療薬として
:開いた傷口の凝固剤、火傷や湿疹を鎮める湿布剤として使用されます。
:開いた傷口の凝固剤、火傷や湿疹を鎮める湿布剤として使用されます。
4.健康な歯茎
:ヘナの葉を噛むと、歯周病のリスクを減らし、口内炎を治療すると
言われています。
言われています。
5.ピッタの上昇を抑える
:体の持つ力を高め、怒りやイライラなどの不の感情を鎮め、悟りへと導く。
6.おむつかぶれに
:炎症を起こした部分にヘナパウダーを少し患部にかけます。
7.赤痢の治療
8.解毒剤として
:ヘナの樹皮や葉を水に浸して、その抽出液を服用することで、脾臓や肝臓の
健康状態が改善されます。
健康状態が改善されます。
9.血圧を調整
:ヘナ水または種の服用によって、心血管系へのストレスが取り除かれ、血圧を
下げる働きがされます。心臓や動脈に血小板が蓄積するのを防ぎ、心臓発作や
脳卒中を防ぎます。
下げる働きがされます。心臓や動脈に血小板が蓄積するのを防ぎ、心臓発作や
脳卒中を防ぎます。
”装飾”としてだけではなく、体内外の浄化、不安定な精神状態を和らげる効能、
体を怪我や悪いものから守る、という理由が根底にあり、今でもインドを始め
多くの国で、婚礼時に新郎新婦に施されるのが風習となっています。
体を怪我や悪いものから守る、という理由が根底にあり、今でもインドを始め
多くの国で、婚礼時に新郎新婦に施されるのが風習となっています。
ヘナのもつ効能はもちろんですが、私にとって何より魅力的なのは、そのヘナの
残す色の美しさです。
残す色の美しさです。


手足に精密なデザインを施すときは、商店で売られているコーン・タイプのヘナを使います。
手順としては、ただそのまま手に好きなデザインを描き、(下書きなどはできないので、
ぶっつけ本番です。)半乾きになったら、砂糖を溶かしたレモン汁を塗ってコーティングし、
そのまま5~6時間放置します。
もちろん、その間に水の使用や手や指先を使うことはご法度なので、いつも計画的に
メヘンディを施す必要があります。
メヘンディを施す必要があります。
5~6時間後に、乾いたヘナを剥がすと、薄い朱色で模様が肌に残ります。
乾いたヘナは、自然に剝がれるまで待つのが理想的ですが、私はある程度時間が経ったら
剥がしてしまいます。
乾いたヘナは、自然に剝がれるまで待つのが理想的ですが、私はある程度時間が経ったら
剥がしてしまいます。
剥がしたあとに、クローブをローストした煙で燻すと色が長持ちするらしいのですが、
私はオイルを揉みこんでおきます。
私はオイルを揉みこんでおきます。
日本にいる時は、精密な模様を手足に施すことはあまりせず、マニキュア代わりに
手足の爪に使っています。
手足の爪に使っています。

準備は、100%のヘナ・パウダーに水を混ぜるだけ。
固さはもったりと粉っぽいくらいがいいです。

2,3時間ペーストを休めめたら、後は爪に塗るだけ。
水っぽいとどんどん垂れてきて、ちゃんと色がつかないので、水分には
注意が必要です。
ヘナは爪にも綺麗な色を残し、爪や甘皮を健康にもしてくれます。
爪に塗ると、色は肌よりもだいぶ長く残りますが(むしろ消せません)、爪が伸びてくるので
月に一度は塗りなおしています。
月に一度は塗りなおしています。

在宅時間が長くなった今、皆様もヘナを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?