2021/07/05 15:19

インドを離れ、そして在宅ワーク生活が始まってから、1年以上経ちました。

日本での平穏な生活には満足しているのですが、インドを想うことは多々あります。

食事、建物、自然、音楽・・・インドを代表する固有名詞は多くあげられますが、
私が何よりも恋しいのは、インドにいた時の「装飾」なのです。

インドの伝統的な衣装を着るときは、それに合わせてショールやアクセサリーから、
ビンディ、サンダル、メイクまで、全てを上手く揃えないといけなかったため、
自分の持ち物で組み合わせを考えたり、買い足したりするのも楽しかったのはもちろん
ですが、好きな生地とデザインで、普段着から何からテイラーで仕立てられることが
何よりも、私の生活の中の贅沢と喜びでした。

コロナが始まってからは、おしゃれをして出かける機会もなくなったと同時に、
外出の際にはマスク着用が義務のようにもなってしまった今日。
思うようにメイクやおしゃれができず、残念に思っている女性も多いと思います。

毎日つけるもの、そして顔に直接触れるものだからこそ、「カディ」でマスクを作りたい、
そしてどうせなら色や柄を楽しみたい、という思いから、erishaオリジナルのリバーシブルの
カディ・マスクを、インドで作ってもらっています。

最初のバージョンからerishaのカディ・マスク愛用してくれている、かなりの数のマスクを
所持しているという友人。
「今までありとあらゆるマスクを試したけど、このカディ・マスクが一番!」
と、いつも絶賛してくれます。

インドのシルバー・ピアスとカディのショールをまとって、カディマスクを
つけてくれました。



マスクをつけなくてもつけても美しいこの友人は、とてもセンスが良く、
マスクを含めたその日のコーディネートがとても上手です。

お互いに好きなものや美的感覚が近いので、いつも良いものを見つけたら見せあい、
情報交換、買い物、そして工芸品話で盛り上がります。

そんな彼女と久しぶりに一緒に過ごしたある週末。
インドから持ち帰ったアクセサリーを並べながら、談義に花を咲かせていました。

「このネックレスとか、今日の格好にぴったりだよ!この指輪もしてるの見たこと
ないけど、そのヘナの爪に合うからしなよー。」
と、私がしまい込んであまりつけていなかったアクセサリーをつけるように即しました。

確かに最近、お決まりの指輪一つに、シンプルなピアスをつけるぐらいで、沢山持っている、
精密な細工が施されたものや、大ぶりのアクセサリーをつけることがなくなっていました。


という分けで、近所にランチに行くだけでしたが、久しぶりにアクセサリーを
色々つけて、出かけてみました。

・インドの製のシルバーのピアス
・親友のドイツ人アーティストが作ってくれた、アメジストとガーネットのネックレス
・シルバーリング


好きな服を着るように、アクセサリーも身にまとうもの、パワーをくれるもの、
もったいぶらず、面倒くさがらずに身に着け、活かしてあげないといけませんね。

太陽を浴びる機会がなかなか持てず、心が曇りがちなこの季節だからこそ、
好きなものや美しいものを身につけて、心を明るくしていきましょう☆